日本女性科学者の会
日本女性科学者の会は「女性科学者の友好を深め、各研究分野の知識交流を図り、女性科学者の地位向上を目指すとともに、世界の平和に貢献すること」を目的として1958年4月に「日本婦人科学者の会」の名称で設立されました。本会の設立に際しましては、当時女性国際民主連合副会長の平塚らいてう女史、ノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士を中心として設立された世界平和アピール七人委員会から多大なご支援を頂きました。1996年6月には名称を「日本女性科学者の会」と改め、2014年4月1日からは一般社団法人化し「一般社団法人 日本女性科学者の会」となりました。私たちは「女性科学者の友好を深め研究分野の知識の交換を図り、その地位向上を目指すとともに、女性と男性がともに個性と能力を発揮できる環境とネットワークの構築を推進することで、社会と世界の平和に貢献すること」を目的に活動しています。
お知らせ
- 2024.6.23
- 若手研究者応援クラウドファンディングへのご支援のお願い(日本癌学会より) 会員からのお知らせ
- 2024.6.19
- 「なぜ科学者になろうと思ったの?女性科学者ならではの苦悩は?」 学生中心とする若手メンバーが現役理事の女性科学者にインタビューを行いました! 女性研究者になんでも質問コーナー!【現役理事編】 – SJWS
- 2024.5.9
- 第29回日本女性科学者の会 奨励賞・功労賞贈呈式、奨励賞受賞記念講演会のご案内 第29回奨励賞受賞者の大谷 美沙都先生(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)、建石 寿枝 先生(甲南大学フロンティアサイエンス研究科 准教授)、燒山 佑美 先生(大阪大学大学院工学研究科 准教授)に講演をいただきます。奮ってご参加ください。また、関係各所へ周知いただけますよう、お願い申し上げます。
- 2024.5.27
- 第11回定時会員総会のご案内を掲載しました。詳細はイベントのページををご覧ください。
- 2024.02.13
「赤松良子氏追悼文」
日本ユニセフ協会会長で、2016年度第21回SJWS功労賞の受賞者である赤松良子氏が2024年2月6日に亡くなられました。赤松氏は国際的にも活躍され、緒方貞子氏と並ぶ世界的な日本女性リーダーでした。
赤松氏は、労働省(現厚生労働省)の婦人局長として、1986年に施行された男女雇用機会均等法の成立に尽力し、「均等法の母」と呼ばれてきました。生涯日本の女性の地位向上に力を尽くされ、細川、羽田両内閣時に文部大臣を歴任されたこともあり、科学技術立国と言われた時代、特に男女差別の激しい「リケジョ」に着目されて、男女共同参画活動の活性化と共に「リケジョ」推進への継続的なご支援を頂いてきました。2012年には市民団体「クオータ制を推進する会」を立ち上げて代表に就かれましたが、その際にも理系の重要性を説かれ、数多くある女性団体の中から選ばれた八団体の中で唯一の理系団体として日本女性科学者の会(SJWS)が参画しました。
これまでの赤松良子氏のご支援とご指導への感謝と共に、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
合掌
SJWS賞
イベント
- 2024.06.02
- 第29回日本女性科学者の会 奨励賞・功労賞贈呈式、奨励賞受賞記念講演会 @ お茶の水女子大学国際交流留学生プラザ2階多目的ホールとZoomによるハイブリッド開催
- 2024.06.02
- 第11回定時会員総会のご案内【一般社団法人日本女性科学者の会】 @ お茶の水女子大学国際交流留学生プラザ2階多目的ホール
- 2024.01.21
- 令和6年新春シンポジウム @ 医学部記念会館 岐阜大学
- 2023.12.08
- 2023年度SJWS例会のお知らせ @ お茶の水女子大学国際交流プラザ多目的ホール(2F)
- 2023.10.03
- SJWSの会員、もしくは入会を検討中の方を対象に、「創発的研究支援事業」の説明会を開催します。 @ オンライン
会員紹介
- 齋尾 恭子
- 本会名誉会員 齋尾恭子氏(元農業研究センター次長)が令和5年度高齢者叙勲瑞小(農林水産行政事務功労)を受賞されました。
- 後藤 典子
- 本会理事 後藤典子氏(金沢大学教授)が令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞されました(業績名「がん幹細胞が維持される微小環境の…
- 大隅 典子
- 本会会員 大隅典子氏(東北大学教授)が令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)を受賞されました。「女子学生の理系進路選択促進のための科学技術への…
- 佐々木 政子
- 本会名誉教授 佐々木政子氏(東海大学名誉教授)が第5回(2022年)日本光生物学協会功績賞を受賞されました。「光化学から生命と環境に係わる光科学への展開」
- 宮本 悦子
- 本会会員 宮本悦子氏(東京理科大学教授)が令和3年度内閣府男女共同参画局 女性のチャレンジ賞を受賞されました。