担当:城戸佳織会員(合同会社デルタシューティカ)
世界経済フォーラム(WEF)が国別に男女差を数値化したジェンダーギャップ指数2022において、日本は146か国中116位であった。教育において日本は、「完全平等」とされるランキング1位であるが、政治、経済における男女格差がランキングを大幅に押し下げている。世界トップの平等を誇る教育を受けている日本女性が、その先のステップで世界最下位群に相当する男女格差に直面していることは、大いなる矛盾である。この問題を解決すべく、勉強会では、1)女性の社会進出が達成された国々での取り組みを調査し、2)日本で実行可能な政策を検討し、提言草案を作成する。
*Zoomでの勉強会を行う予定です。参加希望の方は、study2[at]sjws.or.jp([at]を@に変えてください。担当:城戸)までご連絡ください。
参考文献等:
- フランスにおける女性議員の増加のプロセス(内閣府男女局調査研究等)
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/pdf/gaikou_research/2019/09.pdf - 書評 三浦まり・衛藤幹子編著『ジェンダー・クオータ―世界の女性議員はなぜ増えたのか』(雑賀葉子、ジェンダー研究 第18号 2015)
https://www2.igs.ocha.ac.jp/wp-content/uploads/2016/02/18-Saika.pdf - Samble JN. Female faculty: Challenges and choices in the United States and beyond. New Directions for Higher Education. 2008; 2008:55-62.
https://www.kingsborough.edu/faculty/kctl/Documents/female_faculty_in_us.pdf - Promoting Gender Diversity in the Faculty: What Higher Education Unions Can Do (AFT, American Federation of Teachers 2010)
https://files.eric.ed.gov/fulltext/ED520168.pdf