功労賞 受賞者一覧

2023年度 第28回
功刀 由紀子
愛知大学地域政策学部・名誉教授
受賞理由:愛知大学副学長、常務理事として大学運営で活躍された一方で、愛知県の各種委員として地域の環境行政の推進にも尽力された。さらにはSJWS理事・関西ブロック長、第8代会長を歴任され、長年にわたり本会の運営発展に貢献をされた。
2022年度 第27回
今榮 東洋子
国立臺灣科技大學應用科技學院應用科技研究所 榮譽講座教授、名古屋大学 名誉教授
受賞理由:日本女性科学者の会の理事としてだけでなく、国内外の様々な会の委員を務められ、女性研究者の地位向上のために多大な貢献をされた。
2021年度 第26回
内海 房子
国立女性教育会館・理事長
受賞理由:国立女性教育会館の理事長に着任以来、人材育成・学習機会の提供を通じて男女共同参画の推進に尽力された。
2021年度 第26回
吉祥 瑞枝
東京理科大学理数教育研究センター・客員研究員、サイエンススタジオ・マリー(SSM)主宰
受賞理由:中高校生よりも早い段階からのエビデンスベースで、抜本的な初等理科教育人材育成施策を提唱してきた功績は多大である。
2020年度 第25回
大島 範子
学校法人東邦大学理事・評議員、ダイバーシティ推進センター顧問
受賞理由:日本女性科学者の会の理事・監事を長年にわたり務められた。また、東邦大学初の女性理学部長に選出されるなど、教育・研究活動において多大な貢献を果たされた。
2020年度 第25回
森 義仁
お茶の水女子大学 化学科 教授
受賞理由:男女共同参画学協会連絡会の「夏学」の実行委員長をはじめ、学協会、地域、大学などの様々な場で男女共同参画のための多大な貢献をされた。
2019年度 第24回
ディルワース マチ
沖縄科学技術大学院大学 副学長
受賞理由:日米女性研究者間の交流を促進し、我が国の各担当省庁へ環境整備のための施策を働きかけるなど、日本の男女共同参画の推進へ多大な貢献をされた。
2019年度 第24回
小浪 悠紀子
東京大学大学院新領域創成科学研究科 非常勤講師
受賞理由:日本女性科学者の会の理事として、総務・財務・名簿管理などの重責を担当され、長きに渡り献身的に会の運営に貢献された。また、女性科学者の地位向上・発展のために国際的にも活躍された。
2018年度 第23回
武川 恵子
内閣府男女共同参画局長
受賞理由:内閣府男女共同参画局長として第4次男女共同参画基本計画の閣議決定に多大な尽力をし、女性科学者が活躍する基盤を築いた功績は多大である。
2018年度 第23回
相馬 芳枝
総合科学技術研究機構 上席研究員
受賞理由:日本化学会男女共同参画推進委員会の初代委員長となり、男女共同参画学協会連絡会の創設に携わるなど、日本の科学界における男女共同参画推進と女性研究者支援に大きな貢献を果たした。
2017年度 第22回
丸岡 賢
公益社団法人 科学技術国際交流センター 管理部長
受賞理由:日本女性科学者の会の一般社団法人への移行にあたり、行政書士として全面的なご支援を頂いただけでなく、本会の発展のために多大な貢献をされた。
2016年度 第21回
赤松 良子
日本ユニセフ協会会長、WIN WIN代表、クオータ制を推進する会代表
受賞理由:一貫して女性の労働環境改善に取り組まれ、「WIN WIN」の会長や「クオータ制を推進する会」の代表を務めるなど、女性の地位向上のために多大な貢献をされた。
2016年度 第21回
角谷 治子
日本女性科学者の会前理事、理学博士
受賞理由:日本女性科学者の会の理事、幹事、監事を務めるなど、長きにわたり会の運営に尽力された。また、女性研究者の少ない民間企業の立場から、女性研究者の地位向上の取り組みに大きな貢献を果たした。
2016年度 第21回
北川 慶子
聖徳大学心理・福祉学部社会福祉学科 教授、博士(社会福祉学)
受賞理由:数々の研究活動を基盤とした人材育成に取り組まれ、その幅広い教育・研究活動に加えて男女共同参画に関連する活動にも尽力された。
2015年度 第20回
林 文子

受賞理由:市長に就任以来、全国最多だった待機児童数をゼロにするなど働く女性を支援する政策を次々に実施された。また、企業のトップから政界へ華麗に転身を果たし、自ら「輝く女性」のロールモデルとなっている。
2014年度 第19回
栗原 和枝

受賞理由:女性研究者支援の実現と推進に長年貢献され、東北支部支部長・理事として本会の運営にも貢献された。また、コロイドおよび界面化 学分野で、表面力測定の世界的第一人者として活躍され、女性研究者の新しいロールモデルを提示した。
2014年度 第19回
藤田 禮子

受賞理由:長年東北支部の理事、支部長として東北支部を支え、財政面でも本会の運営を支えてきた。また、研究においては、ヘテロ環合成および反応(特にピリドン誘導体とその類縁体)において多大な貢献をされた。
2013年度 第18回
坂東 昌子

受賞理由:共同保育所の運営、大学と地域の保育所の設置、男女共同参画学協会連絡会の設立、若手支援のためのキャリア支援センターを設立など、我が国の女性研究者、若手研究者の支援に大きく貢献した。
2013年度 第18回
大坪 久子

受賞理由:日本の科学界における男女共同参画推進と女性研究者支援に大きな貢献を果たした。
2012年度 第17回
田中(安) 咸子

受賞理由:本会においては、創立の初期の頃からの会員であり、長年にわたり理事・監事を務め、女性研究者の地位向上や本会発展の為に寄与した。
2011年度 第16回
橋本 葉子

受賞理由:医学研究者として研究・教育に長年携わり、多くの女性医師の育成に尽力した。
2011年度 第16回
大隅 正子

受賞理由:一貫して女子大学での教育と研究に従事し、多くの優秀な女性理系人材の育成に多大な貢献を果たした。
2010年度 第15回
水田 祥代

受賞理由:九州大学大学院医学研究院小児外科学講座の教授として、小児外科の臨床・研究において、我が国の小児外科学に寄与した。
2010年度 第15回
荒谷 美智

受賞理由:東京大学原子核研究所(以下東大核研)および理化学研究所核化学研究室(以下理研核化学研)で加速器にかかわる核・放射線に関する研究に従事、国際的にも評価される研究を行い、国内外で活躍した。
2009年度 第14回
佐々木 政子

受賞理由:研究・教育を通して、生命と環境に関わる光科学を追求、自然科学の発展、学術研究に功績を残した。また本会会長として本会および女性研究者の地位向上に多大なる貢献を果たした。
2008年度 第13回
齋尾 恭子

受賞理由:農林水産省の研究所にて先導的な女性研究者として活躍し、幅広い食品 化学技術研究を展開した。また、理事として本会の運営にも貢献した。
2007年度 第12回
塩満 典子

受賞理由:理工系出身行政官の女性パイオニアの一人。内閣府男女共同参画局参事官および調査課長として、男女共同参画行政に取り組んできた。
2006年度 第11回
坂元 昂

受賞理由:情報教育の分野で草分けとして活躍した、我が国教育界の重鎮。高い教育的視点から女性科学者へも理解を示し、本会の第19期日本学術会議への登録を実現させた。
2006年度 第11回
佐渡 昌子

受賞理由:本会の理事として第2・3代会長を長期に亘って補佐し、庶務、会計、名簿作成など、本会の実務面を作り上げた。研究や教育を通して専門の薬学分野の発展にも寄与した。
2005年度 第10回
鈴木 益子

受賞理由:長らく本会の東北支部長を務め、また第4代会長として学術年報発行、学術大会開催を実現し日本学術会議登録学協会として承認を得る等、会の発展に貢献した。
2005年度 第10回
武井 たつ子

受賞理由:工学系における女性教授の草分け的存在として大学教育と研究に貢献し、地域の子供達のための学術振興にも寄与した。
2004年度 第9回
遠山 嘉一

受賞理由:企業および学会活動の中で理工系人材、とりわけ女性研究者育成に努め、男性の立場から女性科学者の地位向上に貢献した。
2004年度 第9回
浅川 智恵子

受賞理由:視覚障害者向けのIT支援システムを研究・開発して世界中の視覚障害者にネット社会の扉を開き、社会に大きく貢献した。
2003年度 第8回
橋本 静代

受賞理由:大学退職後「発見工房クリエイト」を設立、子供の科学教育や地域に密着した活動を展開し、自然科学の発展に貢献した。
2003年度 第8回
佐宗 祐子

受賞理由:消火の基礎研究において大きな業績を挙げ、消防研究所では初の女性主任研究官として工学分野での女性研究者の地位向上に寄与した。
2002年度 第7回
大原 一枝

受賞理由:女性医師の草分けとして日本女性医師の育成と地位向上ならびに国際活動促進に貢献した。
2002年度 第7回
長内 侑子

受賞理由:本会員として地域の歯科医療と青少年の科学活動を促進し本会の発展に寄与した。
2001年度 第6回
米沢 富美子

受賞理由:複雑系・不規則系の基礎理論を確立、日本物理学会長を勤めるなど物理学研究に貢献した。
2001年度 第6回
岩崎 民子

受賞理由:放射線障害研究、原子力諸機関における国際的活動とSJWS会員活動に貢献した。
2000年度 第5回
大熊 由紀子

受賞理由:科学ジャーナリストとしてメディアを通して、科学技術や医療福祉の普及に広く貢献した。
2000年度 第5回
数野 美つ子

受賞理由:高エネルギー素粒子研究、理系教育、ICWES11開催などに貢献し、第3代会長として会の活性化に寄与した。
1999年度 第4回
柳澤 桂子

受賞理由:遺伝学者としての業績を病のため中断、生命科学等の執筆を通して市民を啓蒙した。
1999年度 第4回
松尾 幸子

受賞理由:熱帯性病原体感染研究の傍ら、本会第1号支部、九州支部の発展に長期間貢献した。
1998年度 第3回
岡本 歌子

受賞理由:凝固血を溶解する酵素プラスミンの研究ほか基礎医学に貢献し、教育、支部活動に寄与した。
1998年度 第3回
増井 光子

受賞理由:初の女性動物園長に就任、獣医学分野への女性進出を促す。パンダの人工繁殖にも寄与した。
1997年度 第2回
幾瀬 マサ

受賞理由:花粉形態学での基礎を築いた。理系女子学生の教育、第2代会長として学会運営に貢献した。
1997年度 第2回
石井 道子

受賞理由:労働政務次官として女性の地位向上、環境庁長官として科学技術政策へ貢献した。
1996年度 第1回
阿武 喜美子

受賞理由:生物化学における基礎研究の業績、女性科学者の育成また初代会長として貢献した。
1996年度 第1回
向井 千秋

受賞理由:宇宙飛行士としてコロンビア号に搭乗、微小重力下で先端科学技術の実験を遂行した。
1996年度 第1回
福岡 文子

受賞理由:がん研究において生化学及び化学療法での業績、本会設立当時役員として貢献した。